2010年02月17日
愛を読む人
かつて友人に紹介してもらい号泣した『朗読者』の映画化の
『愛を読む人』のDVDがレンタルででてさっそくに昨夜観た
ほぼ内容は原作に忠実につくられていた
しかし、映画だけは理解するのは難しいかもしれない
状況や心理などの細部は小説を読まなければキョトンになるだろうか
感想は以前より明確だった
主人公のふがいなさにつきる
感動の嵐などとうたっているがハッキリ言うとほとんど主人公の男への悔し涙だろう
ストーリーをイチイチ言わないが一人の男のちょっとした勇気がないばかりに
幸薄い女の一生を貶め台無しにしまった
自分の保身と薄っぺらいプライド、そして中途半端に余計な未練の為に・・
観終わった後いつもの真夜中の神社参りをし歩きながら自省する
『お前はどうなんだい?』と・・
確かに他人の事は言えない
自分も何度もここ一番な時に尻込みや泣き寝入りをし
その場をやり過ごしてきたのは確かだ
特に子どもの時はほとんどがそうだった
親、兄弟、教師、友人達 それらの目を意識し自分を騙して
事なかれではっきりとした衝突を避け続けてきた
その結果が自分だけではなく周囲みんなを失望させてきた気がする
大人になって二十歳すぎの頃これではいかんとばかりに吹っ切った時期がある
親には絶縁宣言をして飛び出した
友人ゴッコのふりを続けていた手合いにははっきりと自分を主張してやった
とたんに顔色と態度を変えその上にそれまでの追い討ちをかけてやった
『俺をなめんなよ』とばかりに真っ当で対等関係を突きつけてやった
腹に持っていた今までの矛盾を吐き出してやった
それまでへなへなと擦り寄ってきた奴らが寄り付きもしなくなった
そいつらにうまく利用され続けてきた自分自身と決別し爽快な気分だった
それ以来は色々とあったが自分の後始末さえつければ自分らしく生きられると
納得のいく人生だった気がする
人生の節目節目には言うべき時がありやるべき時が来る
小さな自己保身の為に大きなものを不意にしていまうのが人の世の常だろうか
これからはどうなんだい?と再びの自問自答が続く
『義をみてせざるは勇なきなり』
自分自身にうそはつくまい
その事によってのリスクは恐れまい
そう心中で誓う
無関心ほど周りにとって罪深いものはないのだ・・ピカボス

『愛を読む人』のDVDがレンタルででてさっそくに昨夜観た
ほぼ内容は原作に忠実につくられていた
しかし、映画だけは理解するのは難しいかもしれない
状況や心理などの細部は小説を読まなければキョトンになるだろうか
感想は以前より明確だった
主人公のふがいなさにつきる
感動の嵐などとうたっているがハッキリ言うとほとんど主人公の男への悔し涙だろう
ストーリーをイチイチ言わないが一人の男のちょっとした勇気がないばかりに
幸薄い女の一生を貶め台無しにしまった
自分の保身と薄っぺらいプライド、そして中途半端に余計な未練の為に・・
観終わった後いつもの真夜中の神社参りをし歩きながら自省する
『お前はどうなんだい?』と・・
確かに他人の事は言えない
自分も何度もここ一番な時に尻込みや泣き寝入りをし
その場をやり過ごしてきたのは確かだ
特に子どもの時はほとんどがそうだった
親、兄弟、教師、友人達 それらの目を意識し自分を騙して
事なかれではっきりとした衝突を避け続けてきた
その結果が自分だけではなく周囲みんなを失望させてきた気がする
大人になって二十歳すぎの頃これではいかんとばかりに吹っ切った時期がある
親には絶縁宣言をして飛び出した
友人ゴッコのふりを続けていた手合いにははっきりと自分を主張してやった
とたんに顔色と態度を変えその上にそれまでの追い討ちをかけてやった
『俺をなめんなよ』とばかりに真っ当で対等関係を突きつけてやった
腹に持っていた今までの矛盾を吐き出してやった
それまでへなへなと擦り寄ってきた奴らが寄り付きもしなくなった
そいつらにうまく利用され続けてきた自分自身と決別し爽快な気分だった
それ以来は色々とあったが自分の後始末さえつければ自分らしく生きられると
納得のいく人生だった気がする
人生の節目節目には言うべき時がありやるべき時が来る
小さな自己保身の為に大きなものを不意にしていまうのが人の世の常だろうか
これからはどうなんだい?と再びの自問自答が続く
『義をみてせざるは勇なきなり』
自分自身にうそはつくまい
その事によってのリスクは恐れまい
そう心中で誓う
無関心ほど周りにとって罪深いものはないのだ・・ピカボス

Posted by pikabosu at 16:22│Comments(0)